26世紀青年

原題 Idiocracy (2006)


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Cast
ジョー:ルーク・ウィルソン(Luke Wilson)
リタ:マーヤ・ルドルフ(Maya Rudolph)
フリート:ダックス・シェパード(Dax Shepard)
カマーチョ大統領:テリー・クルーズ(Terry Crews)
医師:ジャスティン・ロング(Justin Long)
ブローンド社のCEO:トーマス・ヘイデン・チャーチ(Thomas Haden Church)
Beef Supreme:アンドリュー・ウィルソン(Andrew Wilson)

Director
マイク・ジャッジ

Story
米兵のジョーは最も平均的な男性という理由で、国防総省が人間を人工冬眠させる実験の被験者に選ばれる。
女性の被験者は娼婦のリタで、2人は装置に入れられるが、国防総省は実験そのものを忘れてしまう。
約500年後の2505年。
偶然から装置を抜け出たジョーは、国民全体の知能指数が下がった未来世界に驚く。
ジョーとリタはタイムマシンを探して過去の世界に戻ろうとする一方、ジョーは高い知能を認められて国務長官に任命される。

感想
WOWOWにて鑑賞。

観る前から超くだらなさそうな映画だとは思ってましたよ。ハイ。
だいたいもって、この邦題の「26世紀青年」ってネーミング自体がふざけてるよな。

でも、仕事で疲れた頭を癒そうということでコノ超おバカ映画を観てみようと思ったのです。
で、観始めました。
案の定 “くだらねーーーー!!”

しかし、前半の冷凍保存される迄の経緯が過ぎ、500年後の世界で目覚めた辺りからなんだか不思議と見入ってしまったのだ。
2005年にはただただ平凡な、つか、この時代でコイツ(ジョー)って結構おバカな部類だったと思うんだけど、500年後に目覚め、周りが自分より遙かに低脳な人間ばっかりだと知っても自分の気持ちを萎えさせること無く一生懸命おバカ達相手に自分を主張していく姿がいじらしくなってきたよ。

どんな人間でも今までは“嫌なことはしない”ってのがライフスタイルだったのが、こんな究極な世界に放り出されたら“自らやる”人間に成長するんだろうなぁ。。。と、ある種の感動さえ覚えた。

お薦め度  ★★★★★★★★☆☆